マンガ「女性の死に方」の概略と思い出したこと
女性の死に方 という刺激的なタイトルのマンガを読みました。
主な死亡の理由は以下でした。
- 脂肪吸引がエコノミークラス症候群を誘発
- 乳がんの放置
- バセドウ病が不整脈を誘発(女性はバセドウ病になる確率が男性の5倍)
- 羊水塞栓
- 遺伝的不整脈
- アルコール依存症による消化管出血
- DVによる急性腎不全(体の2〜3割にあざが出来るとなりやすい)
- 脳出血
- 孤独死
全てが女性のみ対象の死因ではなかったので、タイトルと中身に少し違和感がありましたが、マンガでストーリー仕立てにしてあったので読みやすく、分かりやすくサクッと読めました。
絵はほんわかしていますが遺体の絵はちょっと怖いので心にズンときます。
脂肪吸引はクールスカルプティングとか新しい技術も出てきているけど、エコノミークラス症候群は変わらず起こる可能性あるようなので何事も注意は必要ですね。知り合いがこの間やってたのでそっと耳打ちしないとな。
羊水塞栓は赤ちゃんの毛や便などが母親の血管に入り込み、血管を詰まらせて呼吸停止・心停止を起こすそう。今のところ予防も治療も出来ない(あっという間に亡くなってしまうらしい)。赤ちゃんと奥さんを無くす旦那様が辛すぎる。
色々便利になって忘れがちだけど、子供を産むって命懸け。
アザが体の2〜3割に出来る状態で思い出したのが、友達が高校時代にイジられ役になっていていつも足を蹴られてアザが常にあった、という話です。ゾッとしましたし、こんな性格の優しくて楽しい子がそんな体験しているのかと泣きそうになりました。
体も小さいので、蹴られた範囲によっては2割くらいになるんじゃないかな。いじめ・からかい・暴力的なおふざけは最悪死に至る場合もあるとして広く知ってほしい。
孤独死は今後も増えるだろうし、自分がしないとも限らない。配偶者がいるかいないか、地域で定期的に会う人がいるかどうか。今後自分ごととして考えていかなきゃいけない問題。
死については度々興味が湧いて考えることがある。
なんとなく世間的にタブーな話・過激な話はマンガで読むと柔らかく自分に入ってくるので衝撃に弱い私のような人にはオススメです。